中学受験・算数コース

私国立コース

本コースは、次のようなかたに対応致します。
1.志望校の過去問対策をしたい。
2.苦手単元の克服をしたい。
3.進学塾の集団授業をフォローしたい。
志望校の過去問対策
志望校に合格するには、何を、どこまで、どのくらいやりきればよいか、お子様の状況を勘案して学習を進めていく必要があります。限られた時間と労力で、テキストや問題集のすみずみまでやりきろうとするのは容易でなく、時間と労力をかけたわりには効果も薄いでしょう。そこで、まず、志望校の過去問から配点や難易度などの傾向をつかむとともに、受験者と合格者の平均点などのデータを考慮することで、合格者の平均像を描きます。次に、合格に要求される力とお子様の現在の力のギャップを把握し、課題内容の質と量を決定していきます。このように過去問から合格者像を描き、お子様をそこへ近づけていくこと、そのためには、単に分かりやすく問題を説明するだけの対応では足りず、お子様の状況に合わせさじ加減を適宜使い分ける技量が求められます。この点は、ベテラン講師による個別指導だからこそ対応が可能であり、また強みを有しているところでしょう。合格のためにはなにも百点満点を目指す必要はありません。皆ができるところを自分もできるようにするというスタンスでのぞむことが大切です。過去問対策では、確実に得点できるところをひとつずつ積み重ねひろげていけるように、地道な作業と練習をお子様と一丸となりすすめて参ります。
苦手分野対策
中学入試の算数は、発想力や構想力をみるような問題はそれほど多いとは言えず、情報を整理・処理する力を試す問題の方が圧倒的に多いです。特に、文章題はこの傾向が強いです。指導に際して気を付けることは、解法に一貫性の無い場当たり的な説明や解説をすると、お子様はわかった気になりますが本当に身についたところまでいかないということです。さらに、おしえる側の指導法が統一されていなければ、かえってお子様が混乱をきたすことになりかねません。中学受験の特殊算には複数の解法があります。当塾では、そのうちからお子様にあったもので、なおかつ汎用性のあるものを試験で武器としていけるように、特殊算と解法の間の紐付きの関係をお子様の頭の中に築いていけるよう指導して参ります。その結果、今まで問題をみても何も手がつかないような状態から、自ら手を動かし試すというふうに、お子様の問題への取り組み方や姿勢に変化を起こします。そして徐々に、説明を聴けばわかるのだが自分では解けないといった状況を抜け出すことが出来るようになるでしょう。算数をすることに自信がないお子様には、伝えたことを自ら手を動かして試してみるように促すことで、成功体験を積んで頂きます。時間を要することもございますが、だんだんと自信がつき苦手の克服へと繋がっていくでしょう。
進学塾のフォロー
お子様が通われている塾ごとに、指導方針や解法メソッドがことなることもあります。当塾は塾ごとの指導内容を忠実にフォローした対応が可能です。教わっている先生の授業ノートや課題から、ポイント及びエッセンスを汲み、お子様に実力として定着させるよう指導して参ります。また、週単位での学習フォローを基本としつつ、塾でのクラス分けテスト対策等にも、ご要望にあわせ適宜柔軟に対応して参ります。

 

多様化した大学入試に対応致します。
1.AOや推薦を利用して、入試を優位にすすめたいかた。
2.本試験に向けて、数学の強化が必要なかた。
3.定番の参考書、問題集を計画的にすすめていきたいかた。
推薦等により、大学進学を優位にすすめたいかた
今や、大学進学するかたのおよそ47%が推薦やAO方式を利用しています。私立大学においては、半数以上が、国公立大学でも20%のかたが該当します。さらに、文科学省は今後も推薦等の枠を増やす方針を掲げています。そこで、大学進学に向けた戦略を、高校が有する推薦枠を勝ち獲り優位に進めていくことは、現実的で実効性のあるものとなります。そのためには、日々の学習の成果を定期試験で発揮し、内申点を上げることが必要です。具体的には、まず、教科書や副教材の例題や演習問題を繰り返し、解法を覚え、時間内に再現できるようにすることで対応します。その際、扱う問題にメリハリを付け効率的に行なうことが大切です。問題は、(1)単元のポイントをストレートに問うもの(2)予備校の公開模試などに出題さることもある融合問題(3)単元のポイントや論点の幹ではなく、枝葉に位置する問題等々さまざまです。学習の際、これらを分類整理することなく一緒くたにすると、効率がわるいうえポイントがぼやけて掴めないおそれがあります。その結果、解法が定着せず忘れてしまうことも多くなり、後になってやったはずの問題ができないといった事態に陥ることもあるのではないでしょうか。個々の問題ごとの関連の有無を考慮せず、ただその解き方を覚えるだけの学習スタイルから抜け出し、問題に優先順位を付け体系立てて学習をすすめていくようにすれば、解法の真意が腑に落ちるようになるはずです。塾では、お子様一人ひとりの状況を踏まえ合格までナビゲートして参ります。
大学入試に向けて、数学の強化が必要なかた
現役生のかたが初めて入試問題を眼にするときの感想は、ふだん宿題などで取り組んでいる問題と比べて、難易度や解答の分量および解答時間に大きなギャップがあり難しいなぁ、、、という感じではないでしょうか。それも当然です、解答時間の面で、定期試験が40~80分なのに対し、入試は60~180分で行われるのがふつうです。設問数の面では、前者が小・大問あわせて全部で十数題なのに対し、後者は大問ばかりが、しかもほんの数題ということも少なくありません。このようにみると明らかにひとつの問題にかける時間が異なり、定期試験と入試では問題への取り組み方に違いがあることがわかります。すなわち、解法面で、定期試験対策は、教科書や副教材にある解き方を暗記するだけでもそれなりの得点がとれますが、入試では、まず解法の糸口を探り、次に方針を立て答案構成を考え、最後に計算していくことを一題につき15分から30分かけてすすめていくことになります。また採点面でも、入試の場合、論理的な繋がり、論理の飛躍やこじつけの有無等のチェックがなされ、加点方式により行われることが多いです。したがって、単に答えの数値が合っているからといって、それがそのまま得点になるわけではありません。このように、質と量ともに高度な解法がもとめられる入試問題に対応していけるよう、日々の学習から受験勉強へと橋渡しを行い、答案作成力をつけていくことが必要です。塾では、培ったノウハウを活かし全力でサポートして参ります。
定番の参考書や問題集を選び、計画的に進めていきたいかた
教科書や副教材だけでは、物足りない・不安だ、というかたのために、「チャート式数学」や「フォーカスゴールド」などの定番の受験用参考書・問題集を利用して実力アップを図りたいという要望にお応えします。解説を読んでもピンとこないなどの不明箇所も、塾で即座に解決できるでしょう。さらに、ご本人の志望や状況にあわせて問題を取捨選択するなどのアドバイスを行い、その都度理解度を確認しますので、勉強を効率的にすすめていくことができます。早めの対応で、大学入試の基礎を盤石にします。